11/20(木)17:00- 「SSBJ基準と気候移行計画 〜サステナビリティ開示基準からみる移行計画の論点〜」
鎌倉サステナビリティ研究所 主催
鎌倉サステナビリティ研究所(KSI.)は11月20日(木)17:00からオンラインウェビナー「SSBJ基準と気候移行計画 〜サステナビリティ開示基準からみる移行計画の論点〜」を開催します。
サステナビリティ情報開示をめぐっては、国際基準の開発や各国・地域における制度化など、国際的に整備が進む中、日本でもサステナビリティ基準委員会(SSBJ)が2025年3月に「サステナビリティ開示基準(SSBJ基準)」を公表し、金融商品取引法に基づく有価証券報告書における同基準の適用について議論が進んでいます。
企業においては、2050年ネットゼロに向けた「移行計画(トランジションプラン)」の策定がますます重要になっています。本ウェビナーでは、SSBJ基準の全体像を概観しながら、基準の中で移行計画がどのように位置づけられているのか、その考え方を整理します。また、将来予測や保証のあり方、不確実性への対応など、実務上の主要な論点について議論します。
前半では、スピーカーにSSBJ基準公表時のメンバーとして基準策定議論に直接参加された公認会計士の森洋一氏を迎え、SSBJ基準のポイントについてご解説いただきます。後半では、KSIシニアアドバイザーの足達英一郎がインタビュアーを務め、SSBJ基準と移行計画をめぐるグローバルな動向や、日本における適用時の課題、そして今後の展望について考察していきます。
当日はQ&Aセッションも予定しています。気になる点やご意見など
ぜひ当日チャットからお寄せください!
<こんな方におすすめです>
企業内で情報開示、移行計画の策定やサステナビリティに関わる部署の方
トランジションファイナンスに関わる機関投資家、金融機関の方
企業の情報開示、トランジションに関心のある研究機関、非営利団体、アカデミアの方
サステナビリティ情報開示と企業の移行計画に関心のある方はどなたでも
<参加方法>
以下のフォームからお申し込みください。
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_97eXafT5SBCoVPMW4zY-eA
<概要>
<概要>
「SSBJ基準と気候移行計画 〜サステナビリティ開示基準からみる移行計画の論点〜」
日時:2025年11月20日(木) 17:00 - 18:00
会場:Zoomウェビナー
言語:日本語
参加費:無料(アンケートへのご協力をお願いしております!)
タイムスケジュール:
17:00-17:05 事務局挨拶 (5分)
17:05-17:25 プレゼンテーション 「SSBJ基準と気候移行計画」(20分)
公認会計士 森洋一氏
17:25-17:45 トークセッション
公認会計士 森洋一氏
KSI.シニアアドバイザー 足達英一郎(聞き手)
17:45-18:00 Q&A (15分)
18:00 閉会
スピーカー紹介
森 洋一氏 / 公認会計士
監査法人にて財諸諸表監査、ガバナンス構築、サステナビリティ関連の研究調査、保証業務を経験。その後、企業開示、サステナビリティ戦略支援、GHG排出削減プロジェクト開発
コーポレートガバナンス及び統合報告に関する支援業務に従事。
IIRC、CDSB等のメンバーとして、統合報告やサステナビリティ関連の開示にかかる国際フレームワークや基準開発に参画。また、国際監査保証基準審議会(IAASB)では温室効果ガス排出量に関する保証基準検討にも参加。
国内では、サステナビリティ、統合報告、人的資本開示等に関する様々な政府検討会メンバー財務会計基準機構サステナビリティ基準委員会(SSBJ)委員としてSSBJサステナビリティ開示基準策定に参画(2025年3月まで)。
現在、JICPA(日本公認会計士協会)テクニカル・ディレクター、IFRS財団IRCCメンバー等を務める。
インタビュアー紹介
足達英一郎 /鎌倉サステナビリティ研究所(KSI.)シニアアドバイザー
株式会社日本総合研究所で環境問題を始めとするサステナビリティの諸課題を切り口にした産業調査、企業評価の業務に従事。2006年からはESGリサーチセンター長、2021年からは常務理事なども務めた。現在、同社のフェローでもある。2005年03月~2009年05月には、ISO26000作業部会日本エクスパートとして「組織の社会的責任に関する国際規格ISO26000」の策定に携わる。現在、ISO/TC322(サステナブルファイナンス)日本国エクスパートならびに国内対応委員会委員長、環境省グリーンファイナンスに関する検討会委員など。近著(共著書)に「ESGカオスを超えて 新たな資本市場構築への道標」(2022年、中央経済社)、「サステナビリティ審査ハンドブック」(2022年、金融財政事情研究会)、「サステナブルファイナンス最前線」(2023年、金融財政事情研究会)などがある。
■一般社団法人鎌倉サステナビリティ研究所 (KSI.)とは
地球・人・未来を考え、責任あるビジネスの発展に貢献するサステナビリティスペシャリストの育成を目指している。サステナビリティに関わる実務家がより知見を高めるべく、講座やウェビナー、レポートを通じて定期的な学びの場を提供し、大きな変化を起こすには一人一人の行動変容が何よりも大事と考え、実際の現場で活躍する方々に役立つコンテンツを届けているhttps://www.kamakurasustainability.com
KSI.では2024年より「多排出セクターにおける企業の移行計画策定状況調査」を実施しています。
KSI.調査レポート
2024年 多排出セクターにおける企業の移行計画策定状況調査:石油・ガス、鉄鋼、電⼒、⾃動⾞、空運、海運、化学、銀行の8セクター対象
2025年 多排出セクターにおける企業のトランジション計画策定状況調査